1商品あたりの物流コストを改善
導入後 → |
1商品あたりの物流コスト 30%削減 (2004年8月対比) (2009年11月実績) |
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某大手商社は大手雑貨ショップチェーンと取引をされており、弊社はその物流を担っております。
海外からのコンテナーを荷受し、その輸入商品を弊社の倉庫内でデリバリー、ピッキングし全国配送を行っております。
その中で卸価格の設定が非常に厳しく、その商社にとって物流経費の合理化・平準化が利益の源泉となるため、弊社とその商社とは毎月商品1単位あたりの物流コストについて結果をトレースし、反省討議することにより、それ以後の具体的な現場指導の指針としています。
具体的な成果としては、現場のピッキング方法の改善などにより、1商品あたりの物流コストが、2009年11月には2004年8月に比較して30%削減。
建築資材用パレットの回収率を向上
導入前 → |
パレット回収率 65〜70% |
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導入後 → |
パレット回収率 95〜98% |
建築資材の販売をされている会社ですが、納品の際に使用するパレットの回収率が低いとお悩みでした。
原因としては、現地納品・店舗納品に関わらず、商品の重量が重く、クレーンやリフトを使用しての移動になるため、納品日当日のパレット回収が不可能であることが一番の問題でした。
業務改善として自社のパレット回収担当者を決め、パレットの回収表を作成しました。
配送時に出荷枚数や回収枚数を表記していくことで、パレットがどこにどのぐらいあるのかを明確にし、回収漏れを防ぐようにしました。
また、配達乗務員・配車管理者・パレット回収責任者の3者間で綿密な報告を行い、パレットの管理を徹底したところ、当初70%足らずだった回収率が90%後半まで向上できました。
エコ配送の実現
導入後 → |
配送運賃 従来の87% (1個あたり) CO2排出量 約50%OFF |
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某大手ハウスメーカー関係会社は、メーカーの支店・営業所・展示場などへ文具・施工工具をネットで受注し販売しています。
また弊社はオーダーされた商品をピッキングし、全国へ配送する業務を担っております。
そんな中、ハウスメーカー関係会社より「本社・関係会社・支店・営業所などに集配で出入りする運送会社を一本化し、往復荷物を確保することが出来れば、運賃のコストダウンと集配トラックの複層化を防ぎ、しいてはCO2の排出を抑制できるのでは?」と相談を受けました。
弊社は提携している大手路線会社と綿密な事前協議を図り、送り状と請求書を連動させるシステムを創り、2009年11月より、「Eco配送システム」を稼動させた結果、配送運賃は従来の87%に、CO2排出量は約50%の削減を実現できました。